「レース!? ああ、雲の上の話だよね。自分が走るなんて夢のまた夢だよ・・・」そう思っている方は多いのでは無いでしょうか?
そんな人に向けた、初心者大歓迎! な敷居の低い・・・でも本格的気分満載の3時間耐久レース「まる耐」が4/14、千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイサーキットで行われました。
どのくらい敷居が低いかというと、サーキット走行初めての方が出場できてしまうぐらい(本当は、数回は走行会などの参加を推奨)、気軽に参加出来るレースです。
小排気量でも参加しやすいルールもあり、メガリ乗りにうってつけなのでは無いでしょうか? 今回はその模様を記事にしました。
(あいにくの雨天レースだったが、参加者の盛り上がりは熱かった!)
◆レース初心者大歓迎のレース!
耐久レースと言えば、保安部品外したレースマシンを用意して、チームメンバーを集めて、あーでもない、こーでもないと苦労しながらやっと出場! マシンレギュレーションも細かくマシン準備も大変。
しかしこのまる耐では、走行会の延長線上で行っているのが特徴。走行会に参加出来る車両ならば、そのままレースに出る事が出来ます。
(車種は本当にさまざま。リッターSSから、250スポーツ、さらにはKLXまで!)
また出場する車両も自分のマシンそのまま。複数人チームの場合は、チーム内で計測器をバトンリレーのように回して、それぞれが自分のマシンで走るユニークなルールになってます。
また251cc以上は、2本のストレートで追い越し禁止など、速度が上がりすぎないように配慮し、初心者が参加しやすい&小排気量でも楽しめる特別ルール(※2stは2倍の排気量として計算)もあって安心です。
(ルマン式ローリングスタート! 安全に配慮しながらも本格気分が味わえる!)
◆メガリにもうれしいレギュレーション
前述の通り、251cc以上の車両は、2本のストレートで追い抜き禁止。逆に250ccのメガリはどこでも抜き放題! 大排気量相手でも、速度差が厳しいストレートでは抜かされる事無く、インフィールドでは軽量メガリの得意とするコーナリング勝負ができます。
(耐久レース中、展示車両となったWithmeレーサー化予定メガリと、マイメガリ。)
本当は私もメガリで参戦予定でしたが、現在Fタイヤの溝が無くなっている状態。予定ではこの日を走り通してタイヤ交換するつもりでした。ドライなら問題なく走っちゃうけど、ウェットコンディションだとさすがに怖いので棄権することにしました。無念・・・
(右コーナーの多いコースばかり走っていたので、右サイドの溝が消滅・・・)
◆速さだけじゃ無い!? 総合力で勝負!
まる耐の特徴はそのルール。
勝敗は、周回数(速さ)に加えて、「体力、知力、技術力」が加算されます。
・マッスルリーグ
耐久レース予選は”足”で走ってグリッドが決まります。予選トップには+10周!
なお、リレー形式でランナーは何名用意してもOKです。
・インテリーグ
バイクに関する早押しクイズで勝負! トップチームにはもちろん+10周!
・メカリーグ
タイヤ交換の速さを競う。
リヤタイヤを外して地面に置き、また取り付けるまでの時間で勝負!
各競技共に、1位+10周、2位+7周、3位+5周 のボーナス!
つまり・・・全部に勝てば、+30周!
トップの実周回数が大体100周前後なので、そんな中+10周はかなりでかいです。仮に トップグループの2割落ちタイムしか出せなくても、他で頑張れば総合優勝の可能性が!?
(メカリーグ:リアタイヤの取り外し・取り付けタイムアタック!)
(審査員のレースクイーン達が、ストップウォッチ片手にタイム計測中!)
◆細かいクラス分け・・・誰でも表彰台のチャンスが!?
レースと言えばやっぱり表彰台。ただ現実はレース始めたばかりの初級者が表彰台なんて夢のまた夢。しかし、このまる耐は違います。
クラスが細かく別れているため、かなり表彰台が近い!
(クラス分けは基本チームのマシン排気量の平均・・・+各クラスの参加台数による微調整で行う)
クラスによっては3~4チームだったり・・・。つまり場合によっては完走できれば表彰台! レースの醍醐味を味わえます。
(シャンパンファイトで盛り上がり! 実は写真の後ろにすごい数の観客が!)
◆チームメガリ作りませんか?
今回は雨+タイヤで出場できませんでしたが、次回11月にはメンバー集めて「チームメガリ」として出場したいものです。そこのメガリオーナーさん、ご一緒いかがですか? さらにメガリの台数が集まれば、新クラス「メガリクラス」が誕生するかも!?
チームメガリ大募集! 興味がある方、タイムとかは気にせず、是非一緒に参加して楽しみましょう!
ちょっと興味あるwwwサーキット仕様のメガリじゃないけど、
出るならもっといじりたいなーwww
早速の反応ありがとうございます。
基礎整備さえしっかり出来ていれば、公道仕様で全く問題なしです。
自走サーキットまで行って、当日現地で最低限のテーピングすればもう走れます!
次回は11月開催なので、是非是非一緒に楽しみましょう~