2012年東京モーターサイクルショー、メガリブースのレポート第２弾です。

トークショーの様子や、メガリジャパン代表の片岡さんから会場でお話しで聞くことができたのでレポートします。

（メガリ本社の共同社長2人）

 

◆メガリ本社社長のトークショー

最初はメガリ本社の社長ニールさん＆サイモンさんvsメガリジャパンの片岡代表のトークショー（ニールさん＆サイモンさんは共同社長みたいな表現していて、どっちが真の社長か良くわかりませんでした）。

メガリ開発のコンセプトや、メガリという名前の由来など語ってくれました。

（左からニールさん、サイモンさん、通訳スタッフ、片岡社長、MCのメガリGAL）

とにかく格好いいデザインと、軽量なマシンにする点がやはりこだわりのようです。特にサスなどと違って後から社外品に交換が容易ではないスイングアームについては、コストがかかってもアルミを採用し、軽量化に努めるなど、かなりのこだわりを持っているようです。

また、Megelliという名前は、「エレガントなデザインには、エレガントな響きの名前が必要だ」と言う事で付けた名前だとか。Megelliと発音して下さいというリクエストに対して、「メガァリィ」とエレガントな発音で答えてくれました。

本社社長達みずからパンフレットを配ってしまう、素敵な英国紳士でした。

 

◆片岡社長vs丸山さんのトークショー

ヤングマシン等の雑誌記事などでも有名な、プロライダーのWITHME丸山さんと、片岡社長のトークショー。

「格好いい！　そして安い！」　バイクに興味を持った若い人でも買いやすいメガリ。今後のバイク業界を支える若いバイク乗りを増やす、そしてモータースポーツの間口を広げられるバイクとして盛り上げていこう！　といった内容の熱い熱いトークでした。

そして、トークショーの中で、「2012年のもてぎ７時間耐久レースに、メガリワークス体制で参戦」という発表がありました。ベテランが本気で遊んでも楽しめるバイク。それを実証するかのような計画です。世界一早いメガリの誕生が楽しみです！

また、メガリユーザー同士で楽しめるイベント、「メガリカップ」構想についても発表がありました。しかも数日後、MotoGP開催なども国際コース「ツインリンクもてぎ」の走行会でいきなりやってしまおうという素早い計画。

インドネシアではすでに、メガリのワンメークレース「メガリカップ」が行われているらしく、その映像がブース内で放映されていました。

最近サーキットで私以外のメガリ乗りを見かける機会も増えています。盛り上がってきているので、日本でも初心者からベテランまで楽しめるワンメークレースが出来る日も遠く無さそうです！

 

◆メガリジャパン代表にお話しを・・・

ブースにいらっしゃったメガリジャパンの片岡代表に話しを聞いてみました。
ごくごく普通に熱意的な説明をしている係員がいるなぁ～・・・と思っていたら、実は片岡代表その人でした。 最前線で、気さくに接客して入らしたので最初はまさか社長だとは思いもしませんでした。

（トークショーで熱演する片岡代表）

片岡さんは16歳の頃からひたすらバイクに乗り続け、ST600に参戦などレース活動もしていた熱い方でした。

それゆえ、何となくメガリの販売を始めた・・・と言うわけではなく、メガリがデザインが優れているのはもちろん、スポーツ性能も高い乗っていて楽しいバイクだと確信をして日本へ持ってくる事にしたようです。

要望や改善点などがあったらドンドン伝えて欲しい。大手メーカーにはなかなかできない小回りのきく体制で、改良を続けていきたいといった内容の力強いコメントを頂きました。

確かに信じられないスピードで対策部品が届いたり等、対応速度の速さには驚かされています。この辺は、ユーザー側も一緒にメガリを作り上げていける楽しさを実感できますね！

 

 ◆新型オプションパーツ

新規オプションパーツに関しての展示は、シングルシートカウル以外は残念ながら有りませんでした。まだ見た事の無い、メーター周りのインナーカウルを少し見てみたかったので残念です。

ただ、話しを聞いたところメガリは、香港版など国によって仕様が結構違うらしいです。そういった別の国用に作られたパーツや、オプションパーツの拡大など、色々と計画はあるようです。

（海外バージョンの倒立フォーク。Megelliロゴがしっかり入っている！）

 

◆最後に・・・

ブースを見ていたり、トークショーを見て気がついたのは、車体に興味を持っている人の多さです。こう言ったイベントでのショーだと、キャンギャル目当てのいわゆるカメラ小僧で占拠されているイメージがあります。

・・・が、メガリブースでは当然カメラ小僧もいっぱい居ましたが、真剣にトークショーを聞いていたり、ギャルではなく車体の撮影にカメラを持った人が群がっていたりなど、注目度はかなり高いようです。

日本で販売開始してから約3ヶ月。
ドンドン広がっていくメガリワールドが非常に楽しみです！