まだゲットしていない人にとっては、一番気になると思われるインプレを書きます。

・納車後自宅まで45キロぐらい
・ならし運転400キロぐらい
・サーキットスポ走（ツインリンクもてぎ）5本（2時間弱）
・調子が悪く車体入院→調整後の確認のため、公道10キロぐらい
・サーキットスポ走（袖ヶ浦）3本（20×3本）

走行距離700Km弱
あらためて数えてみると5日間しか乗ってないですが、その期間内でのインプレです。

 ○良い点

・ハンドリングがとても良い
セルフステアが気持ちよく入ってくれ、スパスパ曲がります。
目線を入れるだけでさっと向きが変わる感じはとても良いです。
車体の軽さもあり、まさにコーナリングマシン。

レースにおける4st250の名車スパーダや、車重だけならもっと軽いアプリリアRS125と比べても、コーナリングの気持ちよさは圧倒的です（実際にデータを見るとコーナリング速度も速かった）。直線で離されたSSを、コーナーで詰めていけるのはかなり楽しい。

・安い
車体はもちろん、パーツが安い（らしい）のが魅力です。
転かしても修理費が安く済むのは良い！

・デザイン
注目の的です

・メーター周りの空間
KOSO社の汎用メーターをベースにして使っているので、
メーター周りに空間がたっぷり。自由に追加メーターを設置しやすそうです。

・燃費が良い
今まで燃費の悪い車体ばかり乗っていたのもありますが、かなり燃費がよく感じます。
慣らし中の街乗りでリッター32。少し回し気味で28。
サーキット走行後のはまだ計ってないので後日。

○悪い点
・それなりに不具合が出る
今までに出た不具合は別途まとめます。ただ致命的なのは今のところ無いです。
（ほとんどが製造組み立て品質の問題）

・純正シールドがスモークかつ、品質が悪い
ストレートで伏せると、本当に視界が悪く見づらいです。
メットがスモークだったら本当に見えないんじゃ無いかと。
色はともかく、とにかく視界がゆがみます。
ただ、街乗りだったらそこまで伏せる事も無いので、
むしろ車体が引き締まって見えて格好いい！？

・ステップ位置が低い
サーキットで走らせるとすぐに擦ってしまいます。
ただ、バンク角をそんなに深くしなくても曲がっていき、タイムも出るのはすごい・・・。
出来れば社外ステップなど入れたいものです。

・ミラーが粗悪
鏡面の質が悪く非常に見づらいです。
中心部はともかく、縁のあたりは映像がゆがみます。
さらに単気筒の震動も相まって、かなりの見づらさです。
街乗りで使うにはちょっと辛い部分。

外してみたところ、アプリリアRS125の台座とほぼ同じもののようなので
RS125のミラーに変更すれば解決しそうです（台座の品質もRS125のほうが良かったり・・・）。
RS125のミラーだと黒ぐらいしか無いと思うので、白メガリにはちょっと辛い！？
なお、RS125のパーツは　http://www.pjme.co.uk/　あたりで色々買ってました。

・日本では一部マイナーな規格パーツがある
確認した限りでは、ウィンカーのタマ（BAU15S 無色…通常のBA15Sとピンの角度が違う。ホムセンでもオートバックスでも扱ってない…）
水温測定のセンサーもよくあるタイプとは違うらしいです。

項目数的には悪い点が多くなりましたが、今のところ「乗ってて楽しめる1台」という印象です。
もてぎを走らせたときは「おいおい・・・」と少し思いましたが、不具合を調整し、袖ヶ浦を走ったらめっちゃ楽しめました。
直線は早くないのでタイムは出にくいかも知れませんが、安定してコーナリング進入速度を上げていけるので、自分の腕だとリッターSSよりも、サーキットを楽しく走れるマシンといった感じです。

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