去年末に納車されてから早いもので半年が経過。
当初目的通りサーキットメインで利用し、純正フロントタイヤ(IRC RX-01)を使い切り交換時期に。ブリジストンのS20に履き替えをおこないました。
純正タイヤでの走行記録等を載せていきます。
◆RX-01での走行記録
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袖ヶ浦 12本・・・約300分
もてぎ 8本・・・約160分
筑波1000 4本・・・約60分
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合計:8時間ちょい
走行距離:約2200キロ(うち公道が初日に500キロ、1泊ツーリングで600キロ)
RX-01は当初予測よりも良い感じのタイヤでした。少なくてもノーマルメガリの性能には十分すぎるほどの性能。バンク中急激に滑ったときに持ちこたえてくれるし、ウェットも悪くないし、優しさのあるタイヤでした。
(フロント右サイドだけ溝が無くなってしまった)
センターの溝はまだ7分ぐらい残っていますが、右サイドの溝はもうスリップサインを通り越して無くなってしまいました。もてぎ、袖ヶ浦・・・とりわけ長く走った袖ヶ浦が、頑張って侵入する右コーナーが多いため、右サイドの消耗が激しかったようです。
大型車と違い、小排気量はフロントで頑張っていくためリアタイヤはまだまだ溝あり。サイドもしっかり溝が残っているので今回はまだ交換していません。国際ライダーぐらいに上手くなると、小排気量でもフロントで頑張って侵入し、そのまま力をリアに受け渡していく走りになるらしいので、ちゃんとバランス良く減っていくらしいです。・・・が、私の実力ではまだまだフロントに頼るしか無いようです。今だとフロント2回につき、リア1回交換ぐらいの消耗ですね。
◆ブリジストン新型 S20
今回はいたのは、2012年2月にブリジストンから出たばかりの新作「S20(えすにーまる)」。メディア発表試乗会でお手伝いさせてもらう機会もあったため、個人的に思い入れの強いタイヤです。
名タイヤ「BT-016PRO」の後継タイヤ。全ての性能が上昇しているとのこと。2月の雪が降った翌日の袖ヶ浦サーキットで、路面温度が低い&濡れていてもガッツリグリップして走ってくれる所にしびれました。
プロダクションタイヤと同じ名前を持った公道用タイヤ「BT-003ST」と迷いました。ドライ時のグリップは「BT-003ST」ですが、やはり雨天走行時や冷間時の安心感優先でこっちをいれることに。
グリップが落ちるといっても、ドライグリップもかなり進化しており、もてぎ2分10秒切りぐらいなら出来るとのこと。私程度の腕ならばプロダクションタイヤよりもこっちの方が、冷間時、ウェット路面などで安心な気がします。
(高速車両向けのZRレンジしかないものの、結構柔らかめなので250でもいけそう。)
ただメガリにはかせるには、少しサイズに問題があります。
フロントは110サイズがあるものの、
リアはメガリ純正が140にたいして、150からしかない。
メガリに150サイズをはかせようとすると、リアフェンダー周りが干渉するようなので、そこを何とかする必要が有ります。とりあえずフロントだけはいて、リアが無くなった頃までに何とか出来る方法を模索します。
どうせなら前後同時にS20にして本来の感触を試したかったのですが、とりあえずはフロントS20、リアRX-01でいくことにしました。前後ともにS20にしたら、雨の時本当に安心感がありそうです。
もてぎを2周ほど皮むきして、後はいつも通り走ってみましたが、素直なハンドリングで変な挙動も無く悪くないです。ただ、やっぱり前後同時じゃないから本当の感触はわかったとは言えなさそうですね。